一筆書きの驚異! Calvin Klein CONSEPT
メンズパンツ倶楽部 ヤスです。
テレビ朝日の夜のニュース番組、
「報道ステーション」オープニングの
アニメーションをご存知ですか?
一本の赤い糸でいろいろな絵を次々に描いていき、
それが最初から最後までずっと一筆書き
で繋がっているアニメーションです。
わずか一本の糸が紡ぎだす豊かなストーリーに、
いつでも夢中になってしまいます。
まるで、その一筆書きのように、
編み上げられたパンツがあります。
それが
Calvin Klein の最新作、
CONSEPTシリーズ
です。
人がはるか離れた場所に転送されるシーンを見た覚えがありますか?
赤いラインが「ジジジー」と頭の先から爪先まで
ボディラインをぐるりと回りながらトレースしていき、
人が徐々に上から消えていくような、あのシーンです。
Calvin Klein のCONSEPTシリーズは、
まるであのような近未来的手法で作られています。
コンピューターで綿密にプログラミングされたとおりに、
縫い糸が繊細なループを積み重ねていき、
股下と太腿パイピング以外は360°縫い目のない
1枚生地でパンツが編み上げられていくのです。
最初から最後まで立体的に編んでいるため、
三次元の人間の体や動きにぴったりと、かつ優しくフィットしてくれます。
上下左右に加えて、どんな斜め方向にも自由自在に伸縮します。
加えてこの縫い目がない穿き心地は、
癖になってしまいそうな快適さをもたらします。
デザイン的にも興味深いアプローチが見られます。
通常のパンツのデザインでは、+(プラス)方向、
色や装飾やアクセントなど、
何かを加えていく方向性が一般的です。
ところがこのCalvin Klein のCONSEPTシリーズでは、
-(マイナス)、引き算のアプローチです。
無駄を省き、シンプルに徹したデザインです。
フラットな筐体にホームボタンが1つだけの
シンプルで美しくて使いやすいデザイン、
などと同じ方向性です。
シンプルなデザインのおかげで
編みパターンの変化が自然と目に留まり、
それが効果的なアクセントになっています。
シンプルに徹したデザインと最先端な製造手法の、
見事なコラボレーションの実現です。
Calvin Klein はCONSEPTシリーズで、
パンツの製造方法を一新してしまいました。
まるで一筆書きのような工程で
三次元のパンツを編み上げるためには、
どれだけの研究や設備投資を行ったのだろう、
と思わずにはいられません。
ファッションには自分なりのこだわりがあり、
デザインに加えて、素材や製法にもこだわるあなた。
そして常に新しい人、物、事、場所、
いろいろな好奇心にあふれているあなた。
そんなあなたには、
デザイン、穿き心地、製造手法、
全てにおいて近未来を先取りしている
Calvin Klein CONSEPTシリーズを。