C-IN2 新シリーズ『POP GRADIENT/ポップ グラデーション』での挑戦
C-IN2 2013SSシーズンの最新作、
グラデーションが週末に届いた。
グラデーションが週末に届いた。
このグラデーション、本当に手が込んでいる。
まずは上の画像を拡大して、
卵を包みこむように流線型に流れる
ポーチ部分に注目してほしい。
卵を包みこむように流線型に流れる
ポーチ部分に注目してほしい。
あなたは何かに気がつくだろうか?
適度なふくらみ感を持たせつつ、
シルエットが綺麗なだけではない。
もう少しズームアップしたらわかるだろうか?
真ん中を縫う『糸の色』がグラデーションしていることに。
実はこれは、すごく時間がかかる工程により誕生している。
今回はこのあたりを、NYのC-IN2デザイナー、
グレゴリー氏に直接に伺った話を交えて紹介したい。
普通のパンツなら、こんな流れの工程だ。
個々の生地を染める
↓
染められた生地を縫製する
↓
染められた生地を縫製する
ところが今回のグラデーションはこうだ。
無地の生地を、ベルトを縫い合わせる前の段階まで縫製する
↓
熟練した職人の手作業で1枚1枚を丁寧に染めていく
そう、普通の工程とは180°違っている。
面倒な作業を黙々とこなす職人達の影の存在が
単なる工業製品ではないという重みを加えるのだ。
単なる工業製品ではないという重みを加えるのだ。
1枚1枚をハンドメイドで染め上げる。
それぞれが多かれ少なかれ異なってくる。
微妙に独特の色彩を放つ。
世界で1枚だけのパンツの誕生だ。
縫製している糸の色までが、
生地と同様にグラデーションされ、
デザインに統一性が持たらされる。
生地と同様にグラデーションされ、
デザインに統一性が持たらされる。
朝、目が覚める。
シャワーでスッキリした肌に、このパンツを身に着ける。
シャワーでスッキリした肌に、このパンツを身に着ける。
その時に、あなたの元に丹精こめて届けられた、
このたった1枚のパンツへの溢れる情熱を思い出して欲しい。
このたった1枚のパンツへの溢れる情熱を思い出して欲しい。
普通ならわからない、気がつかないところに、
丹念に手を入れて十分な時間をかける。
丹念に手を入れて十分な時間をかける。
オートメーション化の進んだ現代では、
非効率的と言われそうな部分かもしれない。
非効率的と言われそうな部分かもしれない。
しかしどれほど生産技術が進化しても、
手作業でしか得られない美しさの追求に一切の妥協をしない。
手作業でしか得られない美しさの追求に一切の妥協をしない。
すべてに完璧を求める。
デザイン、素材、縫製、製造に至るまで細部に注力することで、
グレゴリー氏の作品は完成する。
グレゴリー氏の挑戦心で染め上げられているのが、
2013SSシーズンのグラデーションだ。
2013SSシーズンのグラデーションだ。
この春、新しいチャレンジに挑むあなたに、この一枚を。
というわけで今回は、メンズパンツ倶楽部ヤスが、
C-IN2デザイナー グレゴリー氏のイメージから
ハードボイルド調でお伝えしてみました~。ww